今回はオリジナルデザインではなく、市販のデザインで作ります。 市販の型紙は、ずれていることがあるのでまずは 確認作業。 ずれてました(笑) あれやこれやで修正完了。 ブドウ三色、葉っぱ二色、背景一色。 写真は三分の一なのでこれを3セット! 依頼人さんの要望は明るい色なので ブドウは美味しそうな色で、電気をつけた時に キラキラ光るイメージ。 背景は白(クリーム色)で柔らかく光るイメージ。 葉っぱのガラス選びは難しかった。 ブルーのブドウの葉だけ違うガラスを 使うことに。 グリーンの中に白い斑点のような模様が好きではなかった けど、使っているうちに良さがわかってきました。 最初は葉っぱが病気にかかってるみたいに なりそうだと思っていました。
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型が無かったので、綺麗な五角形にするのに手間取ったけど、 なんとかなった。 やはり型を事前に用意しておいたほうが、作業は楽。 ここから仕上げの半田。 かなり滑らかに仕上がったので満足。 このままシルバーでも良かったけど黒くしました。 完璧にイメージを具現化できた作品になりました。 半田は何度も塗りなおさない方が良いと言われていますが、 私は納得するまで何度でもやり直します。 半田を綺麗に仕上げるコツはまた今度記事にしたいと 思います。 今回の作品は二月中には発売する予定です。 ミクロ経済とステンドグラス。
ミクロ経済とは、消費者と生産者の市場での関係性で 簡単に表現するなら、メルカリ(市場)での個人間での売買。 一般的に消費者は最大の満足度を得ようとし、 生産者は最大の利潤を得ようと行動する。と定義されています。 ステンドグラス経済で大事な事は何か? 満足度と利潤=金銭ではないと言う事。 自分が得るのではなく、相手に得てもらう。 市場の全員が与える側であればそれは、 全員が受け取る側でもあるわけです。 そして重要なキーワードは価値の変換。 金銭という価値を【どのように何に】変換するか? 例えば、 A:1000円の価値の商品を1000円で売った場合。 B:1500円の価値の商品を1000円で売った場合。 C:1000円の価値の商品を1500円で売った場合。 Aは等価交換で公平な取引で健全と言えますが、 BとCは生産者か消費者どちらかが金銭的な得をしていて 健全とは言い難い状況です。 金銭的に利用し合う関係性に発展しやすく、 危険なのです。 Aのパターンの考察。 等価交換は関係性を清算しているとも考えられます。 これは市場で考えた場合、関係性を清算してゼロに してしまって良いのか?という疑問がでてきます。 リピーターがいない市場で、ドライな関係で これを好む人がいるのも事実ではあります。 ではどうしたらよいのか? 価値の変換 金銭という価値を変換して新たな価値を生み出す。 1000円(金銭的価値1000+α)を1000円で売る。 金銭的には等価交換ですが+αが相手側に残り、 これは贈り物、プレゼント、気持ちとしての価値に なります。 飲食店でいえば味や雰囲気、接客などがこの 価値の変換にあたり、消費者は払った金額以上の 満足度を得ているのでまた来ようと思うのです。 これを値下げにしてしまうと 金銭的に利用する関係性になりやすく、 悪循環の始まりです。 結論は簡単 相手に喜んでもらう、 満足してもらう商品を販売する。 金銭ではない+αを考えて実行することで ステンドグラス経済は成長し発展する。 作業中にライトがほしかったので自作してみた。 裸電球にアルミホイル。 大工さんも裸電球は作業しやすいと言っていたので、 意外といいアイデアなのかも? ステンドグラスランプを作っている人が ステンドグラスランプを使っていない。 これで良いのだろうか。 春用ランプ進捗状況。 基礎デザインを元にパーツ切り出しから、ルーター作業が終わった所。 デザイン考察 五面ある内の正面三面に桜色の花を配置、 左側はこの後、葉をつけ足してバランス調整。 背後二面からの幹の部分は今の段階では必要なのか不明。 完成イメージはテーブルに置けるシンプルなランプで、 インテリアだけではなく実際に手元照明としても 使える様にしたい。 結局は全体のバランスが重要なので、 一旦試作として完成させてから 型紙を調整する。 明日には半田を終わらせて、 型紙の最終調整まで終えたい。 春ランプはもう一つ作る予定なので そちらにも早く取り掛かって 二月上旬には販売開始できるといいな。 |